生姜のダイエット効果について

古くから、殺菌や体を温めるために食べている人も多い生姜ですが、
生姜は、ダイエットにも効果的です。

毎日生姜を摂取することで、
血行促進などを促し、内蔵脂肪が落ちるのを実感していくでしょう。

今回は生姜のダイエット効果について解説します。

生姜をダイエットに活かす

生姜の持つ力には、生の生姜成分「ジンゲロール」、加熱した生姜の成分「ショウガオール」がありますが、これらの特性から、生姜を摂取することはダイエットにも効果的と言われています。

1.血行促進と基礎代謝の向上について

これはまず、
生の生姜、また加熱した生姜にも「血行促進」の効果があるからです。

血行が良くなるということは、血液サラサラになり、必要な栄養素が体の隅々まで届き。細胞そして臓器が元気になる。

結果
「消化吸収能力があがる」=「代謝されるエネルギーあがる」

となります。
代謝があがることで「内臓脂肪」が減っていき、自然と痩せやすい身体が出来上がります。

2.体温の上昇とそのダイエット効果

加熱した生姜の成分「ショウガオール」には、体温を体の芯から温める効果があります。

体温は、1℃上昇することで、基礎代謝が15%近く常照すると言われています。
前述の通り、基礎代謝が上がることにより、消費するカロリーも自然と増えるので痩せやすい体になります。

3.生姜による老廃物の排出

生姜は、繊維質が多くプレバイオティクスとして機能し腸活にもおすすめです。
また生姜はカリウムを含んでいることで、体内から余分な水分が排出され、むくみにも効果的です。
そして1、2より代謝が上がることで、排出も良くなり、腸内環境もよくなります(デトックス効果)。

4.生姜の抗酸化作用の効果

生の生姜(ジンゲロール)、加熱した生姜(ショウガオール)共に抗酸化作用があります。
とくに生の生姜のジンゲロールには、強力な抗酸化作用があり活性産書によるミトコンドリアの抑圧を防ぎます。

アンチエイジング効果もあると注目されている「ミトコンドリア」ですが、このミトコンドリアが増えることで、脂質をエネルギーとして変換しやすくなり、ダイエット効果が出やすくなります。

【逆効果?回避方法?】生姜が向かない人でも。

生姜のダイエットについて解説をしましたが、
使い方によっては「効果がでない人」や、「生姜が向かない人」がいます。

生の生姜は、胃腸に負担がかかるので、胃腸が弱い人や、妊婦産やお子様、口内炎などができている人には向きません。これは、生の生姜のジンゲロールが影響しています。

ジンゲロールは加熱することでショウガオールとなるので、生姜があわない人は一度加熱して使ってみると良いかもしれません。

また、ジンゲロールと加熱すると変化するショウガオールは、
効果が違うので、ご自分が求めたい効果は一度調べていることをお勧めします。

ジンゲロール、ショウガオールの違いについて詳しくはこちらの記事をご覧ください

ダイエットに生姜を使ってみよう!

今回は生姜のダイエット効果についてピックアップしました。
健康に良い生姜ですが、ダイエットにも効果的です。

ただ、何事もとりすぎは注意してください。
生姜をとりすぎると、胃の粘膜を傷つけたり、不眠や下痢、胸焼けや精神的にイライラなどを引き起こす可能性もあります。

生姜は1日あたり10g

を目安に摂ってください。生の生姜だとスライス6-7枚、チューブだと10cm、乾燥パウダーですと小さじ1ぐらいが目安となります。

ただしく生姜を知って、日々生姜を体に摂り、健康や美容に活かしてみましょう。

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