【生姜は体を冷やす?暖める?】詳しく知っておきたい3つの成分

多くの栄養成分をもつ「生姜」
冷え性対策の代表としてもあげられる「生姜」ですが、
実は使い方によっては、体を冷やす場合もあります。

これは生姜の特徴的な3つの成分、
「ショウガオール」「ジンゲロール」「ジンゲロン」の使い方によるものです。

この3つの成分の使い方・特徴を知ることで、
自分の体調に応じて、上手に生姜をつかい健康管理をし、美容に活かしていきましょう。

【生姜の重要成分】3つの成分の特徴

生姜には、生姜が持つ特徴的な成分「ショウガオール」「ジンゲロール」「ジンゲロン」の3つがあります。
これらを知ることで、「体を温める」、「体を冷やす」、「血行改善」や「抗酸化作用」などを上手にコントロールし、美肌効果やアンチエイジングなどに効果的です。

また、体調に合わせ、日々上手に生姜を摂取することで健康的な生活を実感できます。

ジンゲロール

ジンゲロールは、「生」の生姜に含まれています。
血管を拡張させて血流を良くし、体の深部にある熱を、手足などの末端に広げる作用があります。
ただし、表面上の皮膚を温めるので、結果、体を冷やすのに効果的です。

また、血行不良を促進するで、肩こりや頭痛の改善だけでなく、むくみなどの解消にもつながります。
他にも殺菌作用や抗酸化作用がありますので、アンチエイジングなどに効果的です。

ジンゲロールの代表的な効果

  • 体を冷やす(体の表面を温める)
  • 血行改善
  • 極力な抗炎症と抗酸化作用

ショウガオール

ショウガオールは、「加熱」した生姜の成分です。
ジンゲロールを加熱することにより、ショウガオールに変化します。
体の内側から熱を作り出す作用があり、体温が低い冷え症の改善に効果が期待されます。

ジンゲロールと同じく血行不良の改善にも効果的です、

また、特定のタイプのがんの
長期的にみたリスクを減らすうことができるといいわれています。

  • 体を芯から温める
  • 血行改善
  • 抗がん作用

ジンゲロン

ジンゲロンも加熱によりジンゲロールが変化した成分です。
血管を拡張し、血行を促進。全身に血液が循環し温めて冷えを改善する働きがあります。
体が温まると代謝が高まり、脂肪を燃焼しやすい、太りにくい体になることが期待されます。
便秘改善の効果もあります。

  • 新陳代謝の促進

【ホンモノの生姜の効果】生姜の特徴を健康に活かす

体の芯から温めたい場合は、ショウガオール

加熱した生姜

を使った方が効果的だといえます。

こういったように、生姜は用途にあった摂取方法を選び、日々、定期的に生姜を摂ることが、健康面また美容に効果的になってきます。

もし、ぜひ生姜を摂取してみてください。